京都新発見サイト 逸都物語

ホーム arrow 幕末・新撰組探訪マップ arrow 月真院 ~ 新撰組から分離した御陵衛士の屯所
月真院 ~ 新撰組から分離した御陵衛士の屯所 プリント メール
 

月真院は豊臣秀吉の正室「ねね」で有名な高台寺の塔頭(たっちゅう)のひとつで、八坂神社から高台寺、二年坂・三年坂へと続く観光地としても賑わう、ねねの道の通り沿いにあります。
新撰組の参謀とであった伊東甲子太郎はもともと熱心な尊皇攘夷論者でした。会津藩庇護のもと、佐幕派の先鋒として活動する新撰組の考えとは相容れず、孝明天皇からの御陵を警備するという任務拝命したという名分で、御陵衛士(ごりょうえじ)を結成し新撰組から離脱します。伊東らほか、主力メンバーであった藤堂平助もこれに合流し、ここ月真院を屯所として活動することになりました。
伊東甲子太郎は文武両道の英傑で、新撰組からの離脱と御陵衛士を警戒する近藤勇は、伊東を招いて酔わせ、帰宅中に新撰組メンバーに襲わせ暗殺させるのでした。
月真院は以前は宿坊として、宿泊も可能でしたが、現在は非公開となっています。

月真院(げっしんいん)
京都市東山区下河原町528


より大きな地図で 逸都物語:新撰組探訪マップ を表示

 
< 前へ   次へ >