九条通りから東大路に通じるカーブに沿って、大きなアーチを描いて見る人を圧倒する東山橋。昭和12年に完成した高架橋で、鴨川から疎水、JR奈良線や京阪電車、そして伏見街道までを次々と跨ぐ全長は、約70mに及びます。
戦前に架けられた橋の中では市内最長で、幅18mのこの橋の上を、昭和53年9月30日まで市電が走り、「東山跨線橋」として親しまれてきまし た。現在では外回り循環バスが頻繁に行き交い、鋼製アーチで、今も多くの交通量をしっかりと支えています。