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疎水:水路閣

 東山区の南禅寺境内に残る、優美な「水路閣」。

 明治18年に起工され、同23年に竣工した琵琶湖疎水の史跡のひとつです。

 京都の慢性的な水不足の解消にと取り組まれた疎水事業のなかでも、インクラインと蹴上の高低差をどう解決するかが大きな問題となり、考案されたのがこの水路閣。

 全長913.17m、幅4.06m、水路幅は2.42mにおよぶ堂々たる煉瓦造りの水道橋で、京都の人々に豊かな水の恵みをもたらし、またその異国的なアーチ構造のデザインで、今でもひときわ高い人気を誇っています。

>> 南禅寺 Webサイト

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