「栄花物語」に「ほほづきなどを吹きふくらめて」と記さてれている、ほおずき。
朱色の大きな実を選んでは、中心のまんまるい果実を口に含んで、皮の音を鳴らすのは、平安時代からの、古い遊び。
7月、文月(ふずき、ふうずき)に花を咲かすことから、この名がついたともいわれているほおずきを、7月7日の七夕には、彦星と織姫に供えます。
一年に一度の、ふたつの星の逢瀬が叶うかどうか、今年も、空模様が気になります。